カルトになれ! 顧客を信者にする7つのルール~
マシュー・W・ラガス ボリバー・J・ブエノ 安田 拡
顧客サービスを創設する時には、カルトに持っていくべきと、ものすごく極端な事をいう(笑) また、例に出てくるのが、WWEのビンス・マクマホン[G]を持ってきて、「これが個性なのだ」持ってこられる。あんなことできるのは、あの人だけだって…。
とにかく、極端にアクのある人たちを持ってきて、例示されると、マネをしようと思ってもなかなかできないよなあ..。と、思いながらも、世の中の有名社長を考えると、結構、特長のある人が多い。その手法が気に入って購入し続けている方も多いのかもしれない。
自分が使っているのは、アップルだし、何気に、WWEのサマースラムが見たくて実家に戻って見ていたり。欲しい車は特長のつよいビートルだし、なぜ、そんな商品が強いのか。この本では、
「カルト・ブランドでは、名も知らぬ顧客が、いきなり個性を身に付ける。それどころか名前すら持つ (中略)
カルト・ブランドの会社は商品に限らずライフスタイルも売り込む。」
そうか、あのブランドを持つ事で、自分自身もそうなりたいんだ、と思わせる。そんな付加価値、コミュニティー、欲求をみたせるか、につながるわけでは。
そういう意味では、深い本かも。
それ以上にアップルが好きで、WWEを見ていて、ハレーダビッドソンを載るような豪快なひとには、大受けの一冊。