ドキュメント会社再生 アンタ、覚悟はできてるか?儲からんのはアンタのせいや〈3〉
桂 幹人 藤木 美奈子
以前から、読んでいて舌を巻いた桂氏のドキュメント。実際に大阪の中小企業をコンサルとしている地方団体が主催して、桂氏を加えて経営に関するグループワークを行った。その時の模様が、切々と書かれている。きっと経営者なら、読んでいて、桂氏に怒られるんじゃないかと思って辛くなってくる。正直、おいらも読んでいて「このままで、本当に商売する気、あるんか!」と怒鳴られそうな気がして、背筋がしゃんとしながら読んでしまった。
桂氏は、以前も取り上げた中小企業のコンサルタント。とにかく、読んでいて、これほど「売る事」をきっちり押してくる人も珍しいのじゃないかと思うくらいだ。
その模様は、過去の本に。
http://www.sisimaru.com/index.php?itemid=267
http://www.sisimaru.com/index.php?itemid=317
営業の仕方は、やはり、営業なれ指定ない私からしても強烈だ。例えば、ホームページから営業をとってますと言う業者員、「なぜ、直接出向かない。」 営業はやはり人と人とのつながりなのか。それがないと「正の開店」にいけないと。とにかく人と繋がりを作る大切さが、襲いかかってくる。
やはり現場で何かを得なければ。そう思わせられる。
このようなワークショップが世の中に外にもあるようだ。自分の中でも、色々と変わらなければならない、どうしたらいいかわからない事も多い。ぜひ参加して、より会社と言うものの回転を考えなければならない。
ともかく、迫るものがあり、辛いけども、読まなくてはならない一冊だろうなあ。私は、何度も読む事になるでしょうねえ。