誰も知らない男 なぜイエスは世界一有名になったか
ブルース・バートン 小林 保彦
最初の原本が1924年の小冊子だったらしい。
イエスキリストの話は、あくまで最後の最後の晩餐から磔(はりつけ)になるところまでが、印象強いが、そのまえの布教風景、とても力強い話が多い。
例えば、金貸しを張り倒しただの、ほとんど屋内に入る事なく、野宿生活に耐えられる体だったの、むちゃくちゃ食べる人だったの…。
要するにイエス様はたくましい男だったんですよ。そして、楽しむ時は、楽しかったのよ。そんなことも書かれている。
ちなみに、この本は、あくまで布教活動と言う、マーケティングは、なぜ、うまくいったかが書かれている。
たしかに、マーケティングとしては、最強の一冊だな(笑)
後書きを読むと、もっと最初は俗物的だったらしい。版を重ねるたびに宗教的な厳かな雰囲気が着いていったようだ。 まあ、それもしょうがないか。アメリカって宗教の事うるさそうだし…。
ちなみに、聖書って小説としても面白かったなあ。
小説「聖書」は楽しく読みましたよ。
まったく関係ないけど。日本では、仏教にかんしてマーケティングにした本ってなかったな。
誰か書いてもいいのに。