「話し方」の心理学?必ず相手を聞く気にさせるテクニック
ジェシー・S. ニーレンバーグ Jesse S. Nirenberg 小川 敏子
人と話したり、会話を続ける事により相手に対して自分の気持ち考える事を伝えている。でも、本当に伝えているのだろうか。
この本は、あくまで伝えていると言う立場で書かれていない。あくまで、聞いている側は、自分の願望や聞きかたでまったく同じ内容でも、プラスであったりマイナスであったり。内容を自分にとって有利になるように聞いている。その立場で、書かれている。
だからこそ、人に説明する事は難しいと言うわけだ。
それでは、誤差が生じなく喋っていくには。
- 本題からそれない
- 相手に伝えたい事は短くして伝える
- 相手が知っている事は話さない
- できるだけ具体的な言葉で喋る
こう聞いていくと、プレゼンのテクニックにいわれることと変わらないな(笑)
話す側が一生懸命でも聞く側が理解したがっているかもわからない。話す側としては聞く側は「考えない」と言う前提で話さなくてはならないと。
その他理解させるための知恵がいくつも詰められている。
この本は「相互理解」難しさを改めて教えてくれる一冊だった。