エンジニアに告ぐ逆襲せよ!?なぜ、あなたの企画は通らないのか?
稲嶺 成吾
エンジニア向けに、「売れる」ということが、どういうことなのか。解説している書籍。
例えば、エンジニアの人間にすれば、100%の商品を作りたいとしても、売っている人間からすれば80%くらいの製品で十分「使える」商品となる。そのギャップをどう埋めるか。そして、エンジニアが、本当にしたいことをするために、どうやって相手を説得していくかということを切々と書かれている。
書いてあることは、大学先生が机上の論理でかかれていないので、なるほどと思うことが多い。マーケティングの本としては「わかりやすさ」を主眼としているので非常に分かりやすいと思いますよ。
掲載しているのは、見込み客を同得意客にするかといったこと。また、売り上げの公式といった内容。この手のマーケティングの本には結構載っている。でも、専門的に書かれていないので分かりやすい。
そして、この本の面白いのは、営業の人間にどうやって説得する蚊がかかれている。制作と営業。結構ぶつかるので、相手の考え方を知る上では、役に立つこと間違いないと思う。
というか、きっと営業と技術者のところって、多かれ少なかれあつれきあるところ多いからねえ。