楽して、儲けて、楽しむ 80対20の法則 生活実践篇
リチャード・コッチ 高遠 裕子
以前読んだ「80対20」の本に新しい本が出ていたので、買ってみました。
基本的な内容は、今までの本と同様。あとは、これを一般の人向けに分かりやすく書きました、というのが、この本のコンセプトらしい。
でも、正直前の本もそんなに難解な本と言う訳じゃ無かったから、ねえ。
この本の言いたいことは、これにつきる。
「自分にとって役に立つこと。それは人にとって役に立つとは限らない」
全体の20%しか役に立つことはない。だから、まわりにとって本当に役に立つことをやろうと。もう一度、自分自身の仕事の棚卸しをしよう。そして、今まで週5あったことのうち、必要なことは2日で終わるはず。あとの3日は、自分の好きなことに当てはめられる。そこに力を注ごう。
そういえば、この本に書いてあった、各国の幸せ調査。日本は、お金のある国で一番「幸せである」ということで最下位になっている。
余計なことは多くないか。会社のためにやっている、お客のためにやっている。そんな中にムダなことは多いのではないか。本当は自己満足で、喜ばれていないことではないのか。
一度生活を見直す必要がある。
この本では、そう訴えている。