いきいき社内マニュアルの作り方?すぐ使える実例見本付き
田中 直子 田中 嘉和
どうしても、個人個人の持っているノウハウを共有しなければ、会社と言うのは、どうもうまくいかない。それどころか、情報の一元化が行われていないので、うまく相互の意思表示がうまくいかなくなる事もある。そういう意味でも、社内マニュアルを用意する事は、自分自身の仕事の確認、また、効率化と言う事でも、必要な事だろう。
で、この本を手に取って読んでみた。この本の魅力は実際に社内マニュアルを作ってもらったものが、掲載している。ポイントを掲載しているとは言え、その部分が非常に面白い。
業務リストの作りかたもなるほどと言う事が多い。作りかたは大→小へ組み上げていく。そんな雰囲気です。まずは、自分の仕事リストから。そして大分類目次シート、業務フローシート。そして細かな仕事の手順の細かい事を組み上げていく。
仕事のマニュアル化のコツは、最初からマニュアルを作ると言う事ではなく、今の仕事の棚卸し、そして、分析をしてみると言う事でしょうか。
業務を遂行するために、どのような付帯項目があるか。この部分を改めて洗い出してみると、よいマニュアルができるかもしれない。
というか、これを参考に自分自身の仕事を整理しないと。そうでないと、仕事の整理もつかないし、より仕事の価値化を組み上げる事ができないですからね。