役に立つ落語?ソニー・エンジニアが名人芸から学んだこと
山田 敏之
ビジネス書籍のコーナーにこの一冊。落語をだしに、ビジネスに使えそうな、そんなノウハウ的な事が書いてあるのかい。そう思いながら手に取ってみました。
昔からの噺家さんが大好きなひとが書いたようで、落語への愛はものすごく感じます。また、落語の舞台である東京の町をうまくからめて、日常の演出は落語をよくわかってらっしゃる。下記口調も落語家のように、大変面白く、けらけら楽しみながら、読んでました。
この本のタイトルにあったけど、やくにたったかなあ?? こればっかりは正直わからない(笑)
でも、江戸落語の舞台東京をうまく捕らえているのは、両さんを読んでいるようで、とても楽しい一冊ではありました。ソニーの社員さんが書いてます、というのは、どうでもよいかと。落語好きなおじさんが、一歩引いた目線で落語ちっくにビジネス世界を笑い飛ばす、そんな感じでエッセイを読んだ。それがこの本をうまく形容しているような。
落語好きな人は、何気に面白く読めるかもしれない。
私は楽しく読めました。