小さな会社★NO.1のルール ランチェスター経営1位作りの成功戦略
佐藤 元相 竹田 陽一
とにかく儲かるために必要な事は何か? 著者はNO1である事だと力説する。
なるほど、確かにそれは筋が通っているような気がする。「あの分野でNo1ならきっと大丈夫だろう」そう思える要素がある訳だ。
その一位になるためには、メジャーで1位である必要はない。どんなマイナーでも、ニッチでも、1位になるように、気付く事。それが重要という訳だ。
そのために6つのステップが載っている。
- 経営全体の各構成から洗い出す
- 顧客リストに埋没している理想のお客さまを発掘する
- 理想のお客さまが買った原因を考える
- 差別化するために競争相手の商品をフォーカスする
- 細分化で強みを絞込む
- そして、最強の1位作りを実践する
序盤で、1位である事、それは、自分の中にあるのだと力説。単純に気付いていない事が多い。改めてその事を認識して、売り上げの解決策に使っていこう。後半では具体的にどんな施策があるか、色々と書かれていた。
なんか勇気の出る一冊ですね。面白かったです。