フリーランチ投資家になろう!
岡崎 良介
表紙を見ていると、
「ホッホッホ、私はフリーランチ投資家。お昼のお金は投資でみんな運ばれてくるのじゃ。その方法は知りたいのかね?」
などといった感じで語られるのかと思って、ぞわぞわしていたが、そんなことはなく、以外にまじめな手堅い投資術を披露してくれる。
まずこの本では、リスクの高い投資を狙うのではなく、元本をできるだけ保証して、あくまでも「お昼」の費用くらいは確実に取得する事を目的としている。
そのため、リスクマネーで有る株式運用は30%程度。それ以外は国債を中心に組み立てる。国債も7年国債がいちばんリターンが高いようなのでそれを基準に購入していく。
さて、国債はほっておけば一定額のリターンが有るのでそれで良いのだが、株式はどうか。株式運用では日本株や外国株をあてるのだが、その時に指標を基準にしているようだ。
景気判断の指標としては下記のものを使うとの事。
これを知るだけでも価値がある。