会社の買い方教えます。

会社の買い方教えます。
三宅 卓
4860631056
 M&Aと言うのは、銀行が仲介している事は知っていました。貸出しが膨らんだ会社とか、社長さんが高齢になったので、新しい経営者が必要、と言ったときに、手配していると言う噂は聞いていた。

 でも、専門にやっている会社があるとは知らなかった。この本の著者がいる日本M&Aセンターなるものが存在している事も知らなかったですよ。

 会社を買うときはどんなときか。これはある程度想像がつく。新規に出展したいと思ったときに0から始めるととても時間がかかる。スタッフの育成もそうだし、顧客の「おなじみさん化」ともなると、大変だ。そこで、事業の新規立ち上げに比べて、はるかにうまくいく可能性の高い、会社の買収と言う事がある事を。会社を買収してしまえば、既存の顧客はついてくるし、現在の商圏の情報も入ってくる。既存の業界が、同じ他社を買えば、顧客の囲い込みと言う面でも良い。また、新規の分野だとしたら、最初から経験者を組み入れる事ができる。これは魅力が高い。でも、買うほうとしてはライブドアみたいに本業不振を隠すために買収と言うのもやっぱりあるらしいねえ。

 売る場合はどうか? この本によると一回の広告で500件くらい電話がかかるらしいが、そのうち100件くらいは「売り」希望らしい。でも実際にはそれ以上に『売りたい』
と思っている人はいるようだ。売る理由としては以下の通り。

  • 後継者がいない
  • 次の起業を考えて
  • 業界に不安があるとき
  • 社長の意欲能力以上に会社が大きくなったとき
  • 業績が悪化した場合

 個人的に思うのだが、5番はどうでもよいとして、以外と4番のケースって多いと思う。会社って、4〜5人の会社と、20人の会社と100人の会社。全く違う生き物だ。やはり、会社の運営方法が全く違うので、その時に社長をやっている人は必ず迷うはずだ。

 やはり売買いするときには、やっぱり社長の人柄次第と言う事も多いようだ。例えば、負債を隠そうとするものは当たり前。その外にも、一店舗だけの店や、100%下請けの会社というのも、どうもうま味がないようだ。

 この本には会社の評価法、金額の付け方も載っている。あまりわかっていないM&Aに興味ある人からすれば刺激のある本には間違えない。わたしも「ふーん」と思う事多かったしねえ。 

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