直伝!プランニング編集術

直伝!プランニング編集術

編集術

6月でISIS編集学校の「守」の講座が終わった。以前、「おもかげの国うつろいの国」でも紹介したように、ISIS編集学校で言葉の考え方を学んでいた。4ヶ月間ほどの時間であったが、思った以上に自分の中で成長できた気がする。自分の中で言葉のとらえ方、物事のつながり、「らしさ」をもった表現といった、当たりまえだと思っていてことが、とても重要なことだと気づくことができた。日本語って、思った以上に懐の深いことばなんだなあと。そして、この講座を受けてから、類語辞典が手放せなくなった。ちょっとした表現も少し観点を変えれば、更なる表現が生まれるように。

なんていう話を、mixiに書いてみたところ、思った以上の反響。何人かが、「受けてみようかなあ」などと、言い出したり。文章を書いてまとめること。案外当り前だけど、みんな結構興味あるのね(笑)ということで、この本「直伝!プランニング編集術 」、まだしっかり紹介していなかったので、自分の復習がてら紹介したいと思います。

この本ではISIS編集学校でまなぶ「守」のコース(あと、破、離へと続く)の受講内容がかなりしっかり書かれている。いや、受講が終わって改めて読んでみると、図入りで書かれている(笑)いや、この図入りと言うのがすごいんだよ。ISISでは、すべてメールをベースに指導が行われる。その為、図といった物はあまり表現できない。それが書かれているんで、改めてびっくりしたよ。結構、問題によっては、「うー、どう書いて良いかわかんない..」なんていう、難題があるんですけど(例えば、86Pの問題など。)、編集学校では、構図がないので、読込まないとわかりずらかったり。ここら辺は、私がすぐ読み飛ばす癖があるのがいけないのかもしれないが。

とにかく情報には、さまざまな見せ方がある。それをどのように引き出すか。これを追及した感じが編集学校。たとえば、一つの文体を「らしさ」をだして、書き換えてみると、見せる文章の表情が全く変わったり。また、一つの言葉、考え方に幅を持たせる、構造化を組む考え方を習得したり。その手順が実はこの本にはかなり書かれている。でも、読むだけだと、「ふーん」で終わる。だって、考え方では、当り前なきがするもん。
でも、これを実際に手で書いて、考えてみるとできないんですよ。自分の中で発送が貧困だなあなんて思う人は一度、読んでみることお勧めします。あと、企画を立てる必要がある人も、どうぞ。切口の数が増えると思いますよ。

わたしは、一応卒門できたけど、やり直しが結構貯まってます(笑) この本を参考に、改めて回答を組み上げるのも楽しいかな。コンピュータの画面で見る文字と、活字で見る文字。読みやすさは、どうしても活字ですので。

そういえば、松岡正剛氏の千夜一夜はすごいことになっている。陽明学から水戸イデオロギー(これで997冊目)と、何か流れを狙ってつづられている。でも、その流れがさっぱりわかんないんだよなあ(笑)あと、998,999,1000冊。いったい何が出てくるんだよ。ここ20冊くらいで知っているのは「おくのほそ道」くらいだよ。おいらも、まだまだだよなあ。


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