ビジョナリー・カンパニー

ビジョナリー・カンパニー ー 時代を超える生存の原則
ジェームズ・C. コリンズ ジェリー・I. ポラス James C. Collins
4822740315
「この本は経営者になれば、必ず読まねばならない」
と、誰かが言っていたなあ。厚い本ではあるけれども、読んでみると、以外と分かりやすい本でもあります。
この本では、「伝説的な企業」、「偉大な企業」になるには、どうしたらよいのか。その資格とはいったいなんだろうか。と言う事を中心にまとめられている一冊です。
 ヒューレッドパッカードやフォード、ゼネラル・エレクトリック、日本からはソニーといった企業に焦点を当てて、なぜ、偉大な企業になっていったか、その共通点を探っていく。そのレポートが詳細に書かれています。

 それでは、「偉大な企業」になるにはどんな条件が必要だろうか。

 この本を通して、言い続けているのは、「基本理念」を維持して、「常に進歩をする」。この一点につきると言う訳だ。偉大な企業を調べてみると、「理念」だけは維持しながらも、業務や企業の収益源と言うのは、実は変り続けている。そのような変化にも、「人として維持する事」をつねに心に留め置いて、進化する必要がある、と言う訳だ。
 だからこそ、この本では、いまの企業においても、「理念」を持たなくてはならないと、言っている。たくさんの経営書を読むよりは、その事がを優先すべきとまで書いてある。
 その理念だけども、「実現できる事だけ」を表す事。たとえば「収益日本一になる」と言うのは、目標であって理念ではない。自分たちの出来る事、3〜5つが現実的のようだ。ここで一番重要なのは、「現実に出来る事」である。

 また、注目すべきは、すばらしい技術があるから、すばらしいカリスマ性のあるCEOがいるから、すばらしい規律があるから偉大な企業になっていない。逆にそういった企業は、調べてみると偉大な企業になる事はないようだ。例えば、カリスマ性のあるCEOはいなくなった途端にダメになると言うケースも非情に多いようだ。また、最初に技術があっても、それに取りついていると、技術に取り残されてしまう事も多いようだ。
 この事については、「イノベーションへの解」に詳しい。

 そういう意味でも、「偉大な企業」とは、世間一般で考えているもの違うようでありますな。
 

 

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