なぜ、占い師は信用されるのか? 「コールドリーディング」のすべて
石井 裕之
占い師の喋りかたには特徴があって、実は誘導尋問されていたに過ぎないと言う。さて、それではどうやって、人は踊らせていたのでしょう。その紹介をしていくのがこの一冊。
たとえばAとBと言う選択肢があったとしても、更に結果に近づけるCというオプションも設けてしまう。そんな抜け目のなさが重要なのか。
例えば、振込詐欺の手段で、「契約番号を教えて頂けませんか?」と言う手があるようだ。でも、実際にはそんなものはない。え!、と思って躊躇したときにもう一言、「暗証番号でもけっこうですが…」 そこで、つい答えてしまいそうになる、人の弱さ。うーーん、侮りがたいなあ。
この方法には、さまざまなやりかたがあるよう。例えば、営業に行った先にも使える事ができる。相手に合わせて、「オ、こいつはわかっている」なんて思わせる事もできる。
そして、誘導尋問では、浮気の時にも…。
気をつける人は気をつけないと(笑)