プロセス オブ ウェブデザイン 企画からデザインへ 落とし込みの技術
WEB CREATORS LAB.
ネットの仕事をやっている人ならば、この本を読んで見ると息を飲む事もあるだろうなあ。制作の前に、どれだけ工夫をするか。企画のためにどれだけの準備が必要か。そして、現在ある大手のサイトのために、どれだけの人間が動いているか。
それを考えると、どの案件も、単純にwebsiteを作るという事ではなくて、
- どうやってユーザーに見てもらうか
- どのようにユーザーに動くだろうか想定して作成しているか
- どうやってビジュアルとメッセージを繋げる事が出来るか
そのために、どうやってサイトのデザイナー、ディレクターは工夫をしているか。その様子を見ているだけで、「う〜〜ん、辛くなってくるなあ(笑)」とも言えるし、「ここまでやらしてもらえるんだ。幸せだなあ」とも言える。
圧巻なのは、 数々の大きな案件のため。そのタスクリストの膨大な事。このタスクリストをまとめる事だけでも、かなりの仕事量になる。でも、それを事前にしないために、ダメになる案件がどれ多い事か。
やはり成功のために、その下準備と、マメな情報整理が、webの作成には、どれだけ重要か改めて、考えさせられますな。
知人の坂本さんも執筆陣に加わっていたが、やはり彼は凄いなあと。共にインフォメーションアーキテクチャの研究会なるものをやった事があるが、それを仕事に生かしている。
目の動き、ユーザーテスト、ストラクチャ。どれもしっかり作っている。
自分もより、良いものを作るために、改めて企画の資料作りのため何が必要か考えさせられてしまいました。