会社にいながら年収3000万を実現する「10万円起業」で金持ちになる方法

会社にいながら年収3000万を実現する「10万円起業」で金持ちになる方法

3000

作者の経験で綴られた、この本。3000万という金額をもしかしたら実現できそう!と読んだ後に、そう思ったという人はあんまりいなさそうな気がする。でも、創業という事に関して言えば、非常に為になる小ネタがいっぱい詰まっている。そんな本だ。
 一例で多いのが、いくつも事業を始めてみようと。それも、小資本で済む、何度もチャレンジできる、そんな自分だけの仕事を作っていこうという姿勢。これは、新規事業を始めるときには大事な事だと思う。いま、WEBの仕事をしているけど、大きなシステムを経験なしにいれて、うまく行く事ってほとんどない。それより、何度か、必要な条件を幾つか繰り返す事ででき上がったものほど、うまく行く。最初は金額が高くなくても良いんです。

この本の視点で面白かったのは、なんといっても、「頭を下げるのはタダ」ということ。これが出来なければ、自分で会社を立てる事はあきらめた方がいいと思う。逆にもうかっている人ほど、頭を下げる、そんな気がしている。威張り散らすという人は、この本が言うには、とってつけた社員社長ということなのかな。運がいい事に、余りそういった人とはつきあいがないのだが…。

ちなみに、一番最後に伝えられた事。それは、「うまく甘えられた人は成功する」というのは、ハッとした。たしかに、仕事は人と人の結びつきで発生するもの。お互い必要とするから仕事となる。この結びつきが出来そうな「雰囲気」をもつ事が重要なのかもしれない。


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