なぜ、御用聞きビジネスが伸びているのか 顧客が自然に集まる10の発想転換
藤沢 久美
御用聞きと聞くと、サザエさんのサンペーさんみたいに、「こんにちは!三河屋でーす」という感じで、ひたすら商品を購入の事を聞きにうかがっていく。まあ、日用品の為にあるような仕事なのかなあ。そこが伸びるってどういう事だ? という感じで、最初は疑問だらけで手に取ってみました。
こう書くと、まさにタイトルにやられましたね(笑)
顧客維持に繋がる、まさに「人の心を売る」といった感じで、うまくいっている事業を似ついて書かれている本です。この方向性と言うのは、お客さまだけに向かっているのではないのが、この本の面白い所。たとえば、おばあちゃん中心に売上がうまくいっている販売所の様なところでは、その従業員であるおばあちゃんを中心にお昼の時間があったり、シフトの緩やかな体制を作ったりと。
ようは商品を売る、という更衣はもう終わったとこの本は説いていきます。すでに商品は多く民が持っている。そうではなくて、商品を中心に、動く人と人とのやり取りが重要になっている訳です。
そこを快適に作成していく事で、より多くの喜びとお金が運ばれると言う事でしょうね。
「お金お金」とガツガツする方向と違う方向で新たな幸せと事業の形成が出来ている。そう思うと、面白い一冊ですね。