40倍稼ぐしくみ
池本 克之
何に対して40倍儲かるのかよくわからないけど(笑)、とにかく通販を生業としたときに、どんな手段でお客さまに買ってもらうのか、その手練手管を見せてもらえた一冊。
基本的に、「物を売る」ということにローテクもハイテクも、そしてアナログもデジタルもない。その詳しい購入に進む手段とはどういうものでしょうか。ともかく、買ってもらう為に、7つの段取りがあります。これはどれもはずす訳に行かない
- 集客
- 商品
- 受注
- データベース構築
- 販売促進
- 配送・集金
- アフターサービス
さて、この本では、どれが一番大切と唱えているでしょう。それは、データベースです。お客さまの顧客リストをとにかく作っていく事。そこから、仕事が始まっていきます。
さて集客においてどんなことが重要でしょう。著者は、臨機応変、状況に応じてとにかく変える。そして、効果があったら徹底的に攻める。これが重要のようです。諦めずにやる事が重要かな。
そして、受注。ココはやはり、専門でやっていただけある。よく見ています。
例えば、フリーダイヤルは必要か? これは、そんなことがないと。あまり結果も変らなかったそうです。へー、それはまさに現場の声。
ちなみに電話での受注が一番大変です。なので、それはあくまで儲かってから。それまでは確実に受注がわかるハガキや、ファックス、ネットをうまく使う事が小さな仕事の時には重要な事です。
さて、それでは一番のデータベースは、どこから始めましょうか。最初は電話帳でも良いようです。その反応がきた人から、どんどん本データに入れていく。そして少しずつターゲットをずらして、実際に一番ヒットがあるのは何か調べていく。つねにトライアンドエラー。そこから得た結果は、まさに、財産となる訳なんでしょうな。
それが見えてくれば、リピート購入もあるかもしれないし、ご贔屓様ができ上がるかもしれない。そういう人は、まさに会社にとって、財産ですからね。