メールカウンセリング

メールカウンセリングーその理論・技法の習得と実際
武藤 清栄 渋谷 英雄
4761008334
 メールを使って人の相談に乗るという仕事。これは思うに結構、酷な仕事であるような。
 と思うのは、人の相談に乗って行くと、結構自分も疲れてしまいますからねえ。そんな事を生業としているひと達が今まで行なってきたメールカウンセリングの技法をまとめた一冊という事で読んでみました。

 カウンセリングのやり方はいろいろ有るようで、一番良いのは、対面カウンセリングだろうが、そこまで行く事とが出来ないという人も多くいる。今までは電話で、ともなるが、やはり手軽さと、最初の不安という事で匿名で行いたいという人向けには、メールというメディアは非常に役に立っているようだ。
 でも、やはり文字なので詳細なニュアンスは必ずしも伝えやすいとは言えない。うまくコミュニケーションを続ける事で、要望によってはスムーズな対面カウンセリングにつなげて行くという事のようだ。

 書き方にも工夫がいろいろと。例えば書き言葉は常に現在形に心がける。これだけで「現在に取り組んでいる」という様子で真剣にやっている感覚が伝わるようだ。

 また、実際のカウンセリング例も書かれている。ちょっとした文面から、その人が前に出て行けるタイプなのか、文章の長さによって、その人がそう状態なのか鬱状態なのか。長いと知識が多いとも言えるが、場合によると神経質でもあるようで。
 また、よくやるのだが、一夜寝かしでも返答を送っているようで。これは、自分も感情的になり過ぎる時には、それをさける為に、非常に良い方法。そのようなこまかなテクニックと気遣いされているのねえ、と感心しましたね。

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