「マーケティング」こうすれば売上がグングン伸びる!ーなるほど、そうだったのか!
中村 穂
マーケティングの本は面白いので色々読んでいる。基本と言える事を中心にかかれている本もあれば、その知識を元に、整理し直して、具体的な方法論で攻めてくると言う本もある。最近特に売れていると言うか、読んでいてぐっと来るのは具体例の本でしょうかね。
ちなみにこちらの本はまさに「基本」の本。マーケティングと言う言葉を知っている限りでは必ずでてくるであろう、ことがらを親切に解説している。
例えば、マーケティングの4P(価格、製品、販促、流通)。そして購入動機のAIDMAの方式やSWOT分析による会社の優位性はどこにあるかと言った事など。まさにマーケティングと言うか、コンサルティングの基礎の基礎と言える部分をやさしく網羅している。
なので、マーケティングに関してちんぷんかんぷんの人には、「へー」と思う事も多いだろうね。
とにかく、商品に関して、お客さまに「ぐっとくる」と言う感情をどうやって持ってもらうかというのが非常に重要なので、その為の戦略と言うのはつねに考えないといけない。
その為の道具として、昔から使われていた方法なので、「お客を集める仕事」をしているならば、知らないとは言えないから。
物を売ると言う事で、とりあえずどこから初めて良いかなあと思うなら一読の価値があるかも。
「そんなの知っているよ。それじゃあ、どう動くのよ。」
なんて言っている人には物足りないけどね。