論理的なコトバの使い方&文章術 頭をスッキリ整理するスキルが身につく! 出口 汪 フォレスト出版 2006-02-09 by G-Tools |
出口さんの本は以前も紹介しましたよね。
出口汪の頭がよくなるスーパー読書術
http://www.sisimaru.com/index.php?itemid=357
源氏物語が面白いほどわかる本
http://www.sisimaru.com/index.php?itemid=639
予備校の現代文の先生。出口さん流のことばをうまくくみ取る方法術。ということで、今回の本では、仕事の上でより良く理解していくにはどうしていくか。そして、日本語を理解するエンジンを回す事で、仕事をより効果的にやっていこうと言う内容です。
特に現代文と言うか、意味を捕らえるのに問題になるのは何でしょうか。それは、「なんとなく」ということですね。出口さんの授業昔聞いていましたけど、現代文に「なんとなく」禁止でしたものね。
とにかく西洋流の論理術ではなくて、日本には日本の現代文を習得する理論があると言う事で、現代文の授業のような展開が待っています(笑)
ちなみに、日本語の強化で一番効果あるのは以下の三つ
- よい文章を読む事
- 規則に添って日本語を書く事
- 日常の中で規則正しい言葉を使う事
さて、この本では文章術と言う事で主語述語を改めて見直してみようと大学受験の問題を合わせてみながら展開していきます。
久しぶりに問題見てみると、引っかかりますねえ(笑)
というか、だいたい答えの二択までは間違えなく行くのですけど、最後の所でみごとに引っかかってしまいましたな。現代文の受験感覚もう10年も前だと忘れるものですな(汗)
でも要約って改めて考えるとそういう事か、モノの言い方主語、述語の組み立てかた読み方、そうか、そういう論理付けがあるのかと、あらためてなるほどな〜っと。
こう考えると大学受験の国語がまさか仕事に役に立つとは想定外ですな。