よくわかる、こどもの医学ー小児科医のハッピー・アドバイス 金子 光延 集英社 2006-09 by G-Tools |
うちのムスメは4歳と2歳。おかげさまで、大きな病気もしないで心配なく育っています。そういえば、夜に大きな熱が出て、慌てて小児科に連れて行くと言う経験は一度もしていないですな。そういう意味では親孝行なムスメ達です。
さて、熱が出たときや、セキがしたとき、下痢をしたとき。風邪を引いたときなど、病院に行けばすぐ直るかというと、この本を書いている小児科医さんのメッセージによると、そういう訳には行かないと。単純に言えば、風邪を引いたときは必ず3〜4日は熱が出るもの。たとえクスリを飲んだとしても、その熱が1日くらい早く休めるようになる為だとか。2〜3日経てばクスリをのんでも飲まなくても、その時は安静にするしか方法がないと言う事らしいです。
そして、クスリをあげても良いと言う訳ではない感じで。たとえば、熱も熱を出す頃で体の中に入った病原菌を退治していると言う状態です。早く熱を下げると、病原菌を退治できずに、逆に長引いちゃう事もあるようですね。
そういう意味で、小さなこの病気とは困ったものですよね。
それじゃあ、小児科医に連れて行く理由っていったいどこにあるんでしょうね。それは、大きなはしかや肺炎と言った病気にならないようにチェックすると言うのが一番の役目と言う事らしい。
たとえば、小さな子で下痢したときに血がついていたとなると別の病気の可能性もあるし、単なるお尻が切れちゃったと言う事もあるようですし..。なかなか判断が難しいですね。
とにかく小児科医とうまく付き合う方法はどうしたらよいか。
この本ではとにかく質問して答えてくれるお医者さんが最高と。育児はわからんないけど、病気の事でわからん事はどんどん聞くべきだと。そのとおりですよね。私もわかんない事多いですし。
この本では予防接種の事も書いてありましたね。これは親でもわかんない事多いです。でも、けっこう鼻水くらいなら相談してからの予防接種ならありみたいですね。そして、予防接種の時に目を隠す親もいるようですけど(私も昔したような)、それはしなくて良いみたい。逆に怖がっちゃうしねえ。