実例に学ぶ創業者のかしこい選択M&A

実例に学ぶ創業者のかしこい選択M&A
ストライク
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M&Aの本は以前にも紹介しましたね。
会社の買い方教えます。

 今回の本も、一つのM&A専門会社を舞台に、どんな風に会社の売買いがされるのか。そして、その時の売る側の社長や、買う側がどういう心境で動いているか、どっちかと言うとその実況中継を中心にかかれた一冊。

 舞台となるのは、海外移住したいので校長の化粧品会社の社長や、体を壊した社長さんが、より好調な会社に変えられるよう、売却先を探したりと様々だ。
 今回は売買いの話しが時系列で書かれているので、その大変さをより理解できる。たとえば、実際に会社を売ろうとすると、売れるまでにうまくいっても6ヶ月から1年は覚悟しないといけないようだ。そして、思いの外、会社の売買いと言うのは盛んに行われている様子。どこかで聞いたけど、実際に公開している会社だから売れると言う事はなく、中小でもしきりに会社転売の話しは多いと言う事だ。なので、珍しい話しでもなくなってきているのでしょうね。

 でも、社長にとってやっぱり育ててきた会社を売ると言うのは辛いと思う事も多いみたい。土壇場になって急に価格をあげてご破算になる話しも多いようで。でも、やっぱり社長業は想像以上にストレスの多い仕事だから、売れたときのすっきり感と言うのことでは、会社を売ることの変えがたい所も多いみたいだ。

 売った後のセカンドライフに未来があるなら、会社を売ってしまうのも良い事なのかもしれないですな。


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