戦略を実行する技術

現場を動かすマネージャーのための『戦略を実行する技術』
デューク コーポレート エデュケーション 嶋田 水子
4757212267
会社を運営する上で、重要なのは、会社の方向性を決める事。要するに、戦略をどうするか。これが管理職をしている人間の重要な仕事。
 また環境は常に流転しているので、その中で有効な手段を持つ為にはどうしたら良いでしょうね。この本では、良い戦略マネージャになるための5原則がありました。

  1. 研究者になる 自分のまわりのビジネスに関して常に研究
  2. 意味付けを心がける 今の仕事の意味を部下にしっかり伝える
  3. 正直でいる 厳しい時には厳しいのですよ
  4. チームの能力を開発する 新たに何が必要か必要に応じて開発していく
  5. 変化を受け入れる 世界は変わっている。それを受け入れ指針は変える事をいとわないように

 ともかく良い戦略を作る為に必要な事はなにか。
 それは、「現状」をしっかり把握して「あるべき望むべきもの(ビジョン)」をしっかり想定する事。その為に何が必要か、何を詰めなくてはいけないかと言うのを考えなくてはいけないですね。

 そして、取る戦術と言うのは、現状と理想の間のギャップを埋める手段を持つと言う事になる訳です。そうやって一つずつ棚卸ししていく作業が必要と言う訳ですね。
 ちなみに目標を持つ時には4つのパラダイムを持つ必要が。それはこの四つのようです。

  • 望ましい顧客との関係
  • 財政面的にどのくらいの成果を得るか
  • 業務の規模をどのくらい拡大、もしくは効率を改善するか
  • 組織の形をどうするか。より家族的オープンにするもよし、外部会社をより管理出来るようにするも良い。

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