「夢とビジョン」を語る技術

「夢とビジョン」を語る技術ー「いっしょに仕事がしたい!」と言われる
野口 吉昭
4761261218
 表紙の雰囲気からすると手軽に読める、そんな内容の本かと思ったら意外と骨太の内容なのでちょっと驚いた。
 リーダーシップを発揮しながら組織をどのように導いていくかが書かれているこの本。まずは、視点を「HOW」から「WHAT」に置いて解説が始まっていきます。まず単純に目標を置くと言うよりも点・線・面として、単純にがむしゃらに働くと言う事よりも、どうやって効率良く仕事していくか、収益を得るかと言う、「仕組み」を考える必要を力説する。
 またやり方も何か必要に固執する必要は全くない。逆におかしくなる事の方が多そうだ。この本では各社で行われた意識改革方式が載っているので、参考に出来ると思う。

 さて、それでは具体的に夢を語るには。夢の置き方は3つの方式があるようだ

  1. 自分の企業はどうなって欲しい
  2. 自分のチームはどうなって欲しい
  3. 自分はどうありたい

 その目標、どうありたいかというのを、チームで話す機会を持たなくてはいけない。そうでなければ具体的に落としていく作業と言うのがなかなか進まないからだ。それを行なっていかなければ、結果は残せないからね。


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