パワポ使いへの警告

パワポ使いへの警告
榊原 廣
4062820161
 最近の企画書と言うのは、誰が作っても形式はPowerPoint。そして、形式的には、箇条書きがほとんどで、情報と言ったら、Excelの集計やグラフが入っていれば良いほう。そんな企画書は、よく見ますよねえ。そして、PowerPointの企画書で1番嫌なのは、とにかく枚数が多くなる事。

 定番と言われているPowerPointも考えてみると、弱点が多くあります。その事を踏まえて、道具の一つとして見直す。その一助になりそうな本がこの本です。

 さて、企画書を作るといはいったいどういう作業でしょう。同じ企画を見るにしても担当している人の感覚で、導かれる結果は異なります。この本では、このように定義しています。
「プランナーは、いくつもの可能性の中からその個人の個性によって「特定の結果」を導き出す、クリエイティブな作業」
 
 クリエイティブな作業、なんと魅力的な言葉でしょう(笑) でも、その作業も人によっては、PowerPointの機能というものにひきづられて、矮小化したものしか作る事が出来ません。
 そこで著者は、まずPowerPointを前に作業するのではなく、考えを紙と鉛筆でまとめる作業を進めるのですよ。意外にそれが、アイデアをまとめる核心なのかもしれませんね。

 PowerPointを捨てていったい次に何をするのか。それは、企画のストーリー作り。この骨子が決まれば、プレゼンで、どういう話しの流れで喋れば良いか理解できるので、例えばプレゼンで急に時間が短くなったとき、資料が機器の故障で見せられないとき、そんなときでもある程度、対応できるようになるのです。

 あとはストーリーとして、目標と現状。そして、ゴールまでの課題と解決案をまとめる事。それをしてからPowerPointの出番です。コンピュータの前に座れば企画は出てくるものではないと言う事ですね。

 あとはその時の演出となるのですが、授業などでPowerPoint使う事があります。でも円滑に話す為には、正直アニメーション機能は邪魔です。使わないほうが良いもの作れる気がしていますけどね。

 個人的には、道具に頼り過ぎない。それよりパワーポイントのできよりも、プレゼンの中身と喋る技術。その方がプレゼンには、もっと重要な気がしていますけどね。
 きっと著者もそう思っていますよ。

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