営業の魔術

営業の魔術?お客様の心を動かすプロになれ!
トム ホプキンス Tom Hopkins 川村 透
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 今の所、数々の営業本を、読んできたが、多分これが全ての源流なんだろう。アメリカでは140万部も売れているそうだ。アマゾンで調べてみたら、1982年のが初稿だろうか。最新のバージョンもでいているようなので、なかなかまめな著者だなあ(笑)と、思っている。

 さて、その営業の魔術、読んでみると、感じるのは「これ、どこかで聞いた事があるぞ?」という事がふんだんにちりばめられている。
例えば、こんな感じ。
 「営業は、お客さまを口で圧倒するのではなく、逆にお客さまに喋らせるのが仕事」
 「クローズドな質問ではなく、5W1Hをつかってオープン質問をしていく」
 「第一印象が全てを左右する」
 「優秀な営業マンは基本にとても忠実だ。その基本とは7つ…」
その、基本七つは、よく営業本に書かれてもいる。

 と言う事は、たくさんの営業本あるけども、きっとこれを参照にした人が多いのではないか…と推測する。この本が大本なら、劣化コピーを読む必要はない。この本はしっかり読んでおく必要があるのではないかと。

 営業の他にも、説明会のやりかたや、販促ツールの使い方など、細かい所に目を配っている。
 すばらしい本ですよこれ。もう営業本は、買う必要ないな。
 そう思えた一冊です。

シンプリシティ・マーケティング

シンプリシティ・マーケティング?顧客ストレスを解消する単純化戦略
スティーブン・M. クリストル ピーター シーレイ Steven M. Cristol
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商品がたくさんもある今日このごろ、その中から本当に欲しい商品を提供するにはどうしたら良いか。それには、選択肢をどれだけシンプルにするかと言うのが重要である。

 真の価値を提供するちゃんと目標が定められたオファーを提示すれば消費者から歓迎されるだろう。

 そのように書かれているか、この本では、非常にややこしく書かれていて、読むのに疲れる(笑) 非常に難しく書かれているが、考えてみればシンプル。そこまで踏み込まないとちょっと辛い。そんな本。

 さて、マーケティングには、4つのPというのが有るが、この本では、4つのRというのを提示している。
 4つのRとは、代替え(リプレース)、再包装(リパッケージ)、リポジショニング、再補充(リプレニッシュ)としている。
 例えばどういった事か。
 「大きかったものを小さくする」「独立型がネットワーク化する」などと行ったもの、これでも、霊にしてもよくわからんなあ(笑)
 さらに例にすると、アマゾンなら、お店に行くのをネットに代替えする。絶版本をEbookにして販売する。本屋で始まったが、CDやエレクトロニクスなど、売り場を合併していく。再包装として、お店をひとつクリックで解決した事。ブランドの合理化として、別ドメインなど使わずに同じ見た目で合理化している事。連続補充として、ネットだから24時間。また在庫も連続して商品を入れ続けている。

 とまあ、書きだしてみたけど、何となくこじつけ感も。シンプルの本なんだから構成もシンプルに書いて欲しかった気がしました(汗)

Web制作の現状とサイト構築ビジネスの方向性

 たくさんのご参加、ありがとうございました。

 本日おこなわれました、JAGAT主催
Web制作の現状とサイト構築ビジネスの方向性にご参加下さいましてありがとうございます。
今回は、グランブルースリーディ株式会社 代表取締役  佐藤 夏夫 氏と共に、まる工房、清水がお話させて頂きました。

 大学では、毎週授業していますが、こういう形でお話するのは、めったに無いので、けっこう緊張していたのは内緒の話です(笑)

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これから情報・通信市場で何が起こるのか

これから情報・通信市場で何が起こるのか?IT市場ナビゲーター〈2006年版〉
野村総合研究所情報通信コンサルティング一二部
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野村総研から毎年でているIT市場や電気商品市場の予想図が書かれた一冊。今年の市場トレンドはいったいどんなものだろう。それをかいま見るためにも、購入してみました。

 IT市場はだいぶこなれてきましたようで、リアル市場を少しはかき回すような要素が出てきたようです。例えば、放送市場もだいぶ映像配信事業を意識してきています。
 だからといって、電波が届きずらいといった場所に光を渡すことでTV配信がやりやすくなったという事はなかなか難しいようですね。光はボリュームメリットの商品らしいので、電波の届かない地域に線を引くのは業者側が嫌がっている、そんなことも書かれていました。そこら辺は、地上波デジタルでだいぶ解消される事も書かれていましたが。

 新しい事象にも詳しく。ブログに関しては当然で、RSSにも触れられています。更新性も含めて日参TIDAのブログなどにも触れながら、少ない手間で更新を知らせられる技術はこれから必須情報になってくるかもしれません。
 その他、今年の市場で盛り上がってくるのが、セキュリティー関連でしょうねえ。生態認証や、指紋認証といったバイオメトリクス関連の商品ももっと増えるでしょうね。

 新しい技術部門では、伸びていく可能性は高い事は触れられています。しかし、コモディティー化[G]されてきた製品、たとえばデジカメや携帯は伸びが鈍化しているようです。
 面白い商品が以前に比べても少なくなってきているんでしょうか。最近確かに買いたいなあと思うのが少ないような。

 そんな商品がでてきて、より面白い商品になるといいな。

Wacomの福袋には福が入っていたか?

Wacomからきたメールに、福袋セールスが掲載されてました。
以前からタブレットはもっていたが、仕事の都合でもう一つ欲しいなあと思っていたのです。
そこにお誘いのメールが届いてくると、せっかくの機会だからと購入してみる事にしました。
ちなみに、値段は18000円。通常のタブレットの値段はから比べてみてもそれほど差が無いのでお得かなとも思いました。
(ブログのネタにもなるし…)

掲載広告を見てみたら、もしかしたらデジカメが入っているかも!
もう一個デジカメ欲しいから運が良ければ、おいしい思いが。そうおもって久しぶりに「福袋」的なものを。ちょっとワクワクしてますよ。

きてみたら、上記の感じ。
デジカメ入ってないや…. orz。

タブレットは希望のA5サイズ。それは良かった。

後入っていたのが、MO。640Mのタイプでコンパクトな奴。
確かに買うと高いけど、最近MOでデータのやり取りしてないよ。CDがほとんどだし…。
事務所にMO一台しかないから仕事には使える….といいなあ。

ソフトはペイントショッププロ6。おいらMacメインだよ。その上Photoshopが中心だし。
使う事なさそうだなあ。
おまけにイヌの絵本。これは子供が何となく喜んでくれたからいいや。

さすが福袋。
微妙な気持ちになりました….。 やっぱり無駄遣いだったか?!

ライブドアの世界一になるキャッシュフロー経営

ライブドアの世界一になるキャッシュフロー経営
堀江 貴文 宮内 亮治
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 今からこの記事を書くのは、どうも皮肉が強くなりそうな気がしてイヤなのだが、弥生の体験版がついていたので、試してみたいというのがあって読んでみた。
 内容としては、以前からホリエモンの本を読んでいると、彼は、キャッシュフローがしっかり投獄経営を心がけている。そうなるために、どう考えているのか、そしてそれを実現するに弥生会計を使ってどうやってキャッシュを関しているか。また、弥生が使いやすいように改造されているので、「やってみよう」ということも多かった。

 以前から、ライブドアは経理はしっかりしている会社というイメージはあった。
 だから、今回の粉飾決算という話を聞いて、「本当なら直ぐばれるだろうなあ」と思う節はあった。

 まあ、しょうがないよなあ。

 ともあれ、これから弥生を使ってみます。前使っていた経理ソフトより使いやすいかどうか。

弥生会計 プロフェッショナル 06
B000BWEPSK

アスベスト禍

アスベスト禍?国家的不作為のツケ
粟野 仁雄
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 一時期、大きく話題になったが、ほかに沢山の問題が出てきてしまって、影に隠れてしまったが、アスベストの問題は、大きな問題。
 アスベストと聞いて、「なんだろう」という人もいるかもしれない。一番みじかな所だと、小学校の時に使った理科の実験でアルコールランプをつけて燃やすときに使った不燃の網のやつ。あの白い部分がアスベストと言うことらしい。石綿[G]と読んだほうがよいだろう。

 熱に強く断熱性が良い、電気も通さないし。薬にも強いし、防音性にも優れていた。とても有効な素材なのだが、粉になったアスベストを肺に入れると問題が出る。中皮腫[G]という肺ガンのような病気になってしまう。また、直ぐに病気になるならわかるが、潜伏期間が20〜50年という物だから結果がわからない。
 また感染源としてはわかっているのだが、許容量がわかりずらい。例えば、アスベストに関わる仕事をしていた人ならわかるのだが、アスベストのついた服を洗濯した奥さんが病気になったり、アスベストを扱った工場の直ぐそばにすんでいる人にかかったり。

 日本において、これだけ問題になっているから、既に全面禁止なのかと思ったら、そんなことない。2004年に決まったのは「使用原則禁止」ということだ。あくまで原則禁止。アスベスト0を目指しても、実際には、「ジョイントシート、シール材」「耐熱・電気絶縁板」「石綿綿・石綿布」としては使っても良いことになっている。
 全面使用禁止は08年の予定だそうだ。すでにヨーロッパでは全面使用禁止になっているけどね。

 日本の対応の遅れは、当然無知もあるが、経済への優位性をおいてしまったために労働組合側か反対したと言う誰のための団体なのか、よくわからないことをしている。そんな、なんだかなあ、という情けない話も。ある意味アスベスト公害と言うのは人災でもある。

 アスベストは、もう関係ないかと思うかもしれないが、例えばビルを壊すときに大量に舞っているらしい。神戸の震災の時にかなりのアスベストが舞ったことも記述されている。この事実を知らないと、とんでもないことになりますよ。
 怖い話が詰まっている本ではあるが、なんともやりきれない本でもあるなあ。

外出先のプリントアウト

ネットプリントと言うサービスがあるのをご存じですか?

ネットでプリントアウトしたいものをサーバーにアップしておけば、セブンイレブンのコピー機を使って出力することができると言うサービスです。
PCだけじゃなくて、携帯端末からもデータのアップが可能です。これはすごい。

「あ、あの資料印刷するの忘れていた!」

そんなときでも、周りにセブンイレブンがあること確認できれば、会社に人がいれば、アップしてもらい、そうでなくてもノートパソコンがあれば、印刷できると言う訳です。

このサービスは知らなかった。
外で、プリントアウトしなくてはいけないときに
セブンイレブンへゴー!

http://www.printing.ne.jp/