好き嫌いで人事

好き嫌いで人事
松井 道夫
4534039298
 松井証券社長の人材活用術&組織論という感じでしょうか。でも全く難しい言葉を使わずに、心にがつんと来る言葉を並べてきます。

松井社長のとにかく恐れているのは「大企業病」。堕ちていく大企業のように、企業内で出世競争であけくれ、責任回避に逃げにまわり、顧客に対して正面から向かない。こうなっていくと会社はダメになるしかない。
 松井証券も、インターネット証券会社としてどんどん発展していく過程にその兆候があったらしい。そこで、一期に支店を全て閉めて、一つの事務所に移転してしまったと。その時にはやはり会社内のあつれきがあったようだが、それをこなして次に進むのが社長の仕事と言い切るのがかっこいい。

 また企業同士で暗黙の了解といった事も多くある。そこを潰していくのもやはり松井証券の手法と言うところかなあ。そういえば、貸株の制度も6ケ月というのがどこの会社でもやっていた。その制度も松井証券では破ってしまった。
 今までの会社の常識すらも疑う事と言うのはやはり必要。出来る事から進めると言うより、計画的にドカンとやる、その手法はなかなか学んで出来る事ではない。

 松井証券と言う会社はデジタルをうまく使っている会社と言う印象があったが、それ以上にアナログ感覚というか、バランス感覚が非情に優れている気がしている。松井社長も本の中で、デジタルの時代だからこそ、アナログの力がデジタルを制御していくとかいている。
 人と人との事を忘れたら、そこには何も残らない。
 やはり経営の基本はそこにあるのでしょうね。

ついに到達! 1000エントリー!!

 ブログの一つの指標、1000エントリー、ついに到達しました!

 それにしても日記なんて、続いた事がない私が、ココまで到達するとは思っていませんでしたねえ。読んでいる人がいるんだなあ、なんて言うのも、一つの原動力になったと思います。

 そして、話題も自分の日記を書くサイトにしなかった事も続いた要因だった気もします。
 さて、このブログ、どこまで続くでしょうか。続ける事ができるなら、できる限り続けていこうと思います。

 ありがとうございます。

今日のなんだこれ?

ガンダム無双
バンダイナムコとコーエーの共同開発で来年にPS3で発売するらしいよ。
ガンダム無双」。

 無双シリーズは大好きだし、ガンダムも大好きだけどネ。何だろう、この何とも言えない、不安感と言うか、無常観と言うか…。

 ビームサーベルで、ザクを1000人切りできるんでしょうかね(笑)。これからの続報に期待したいと思います。だけど、PS3か〜。これの為にPS3を買うかと言うのはちょっと疑問だったりしますけど…。

トランスフォーマー映画化
 不思議なものと言えば、「トランスフォーマー」の映画と言う話しも。
http://movies.yahoo.com/feature/transformers.html;_ylt=AhalNX9_Ehdipw9kJRHBus5fVXcA

 さっそくトレーラーが公開されています。ちょっと今までのトランスフォーマーとは雰囲気が違うぞ? なんかロボットホラー作品のような雰囲気ですね。ちゃんと、コンボイはフレンドリーなんでしょうかねえ。こちらもあとの話しを楽しみにしていますよ。

アドビのアップグレードポリシー変更
 けっこうIllustratorのバージョン8で止まっている人、Photoshopのバージョン6って多いと思うんですけどね。とくにDTPの人とか。
 オイラのWindows版のバージョン9だから、次のバージョンに対応する為に、新しいアップグレードを買わないと、次アップグレードできないらしいよ。
http://www.adobe.com/jp/support/upgrade_policy/

 参ったなあ。諦めてアップグレード買っても、CS2だからなあ。過去のバージョンと互換性に問題あるけど、しょうがないのかなあ。お金がかかるよ orz….。

魔法みたいな仕事術

魔法みたいな仕事術ーマニュアル破りの常習犯が書いた
佐野 裕二
4860630939
 多分レストラン系のアルバイトから地域のマネージャー、そして飲食分野の経営コンサルタントになった方の一冊。
 いったいどうやってスタッフを盛り上げていくか? どうすれば、スタッフは喜んで働いてくれるか?

 スタッフを盛り上げていくと会社の雰囲気が良くなって、お客さんウケは非常によくなる。単純に失敗したら怒ると言うだけじゃなくて、それを「今すぐやる」。だから理解する。
 そして、お店のウエイトレスと言う仕事は、人から見られているんですよとしっかり伝えること。人から見られていると言う意識は、人をキラキラさせるとね。

 それでは、スタッフへの環境は。
 特に奥様スタッフと言うのをよく使うという仕事場では、この言葉になっとく。
 「仕事は公平に。勤務時間は区別して」

 奥様達は、家庭の時間をしっかり確保してあげる事。そうしないと家庭崩壊でお仕事どころではなくなっていまいますからね。経営者がしっかり過程を見ている人無きがつく事ですけど、ワーカホリックな人間は気がつかないからねえ。

 お店の中でイベントをくんだり、目標を設定したり。うまくバイトを使えないと最近の仕事は進みませんからねえ。そう言う人には読む価値ありでしょうね。

マジで儲かる5秒前!

マジで儲かる5秒前!知らないあなたが大損しているタウンページ戦略法
主藤 孝司
4478375151
失敗した。今年、タウンページの広告掲載、やめてしまった。続ければ良かった。

 この本を早く読んでおけばそんな決断、しなかったと思います。
 だんだんWEB上での広告などを使った、顧客獲得合戦は熾烈を極めています。それに反して、実は、今までの既存メディアでの広告効果は、実はしっかり残っていて、そこでの反響と言うのは、しっかり存在し、その恩恵を得ている会社は多く存在している。
 この恩恵をもらっていた人は、いままで情報や本として残っていなかったけども、この本では、きっちりその効用と、効果のある広告の出しかたを紹介しているのです。

 それでは効果のあるタウンページの広告ってどういうものでしょうか。

  • 明瞭価格が提示されている
  • 電話番号が大きく表示されている
  • 電話番号がフリーダイアル。出来れば携帯からもかかる
  • 申し込むとき不安な事項、営業時間や休日などしっかり書かれている
  • 利用者の体験談がある
  • お金の支払方法にも触れている

 こう見ていると、わたしがやったときは単純に文字を太くしただけでした。単価が安い商品なら、それで事足りるかもしれなかったけど、価格が高いものなら、それなりに伝える事が多くなる訳だ。その部分、しっかり押さえていませんでしたな。

 WEBの仕事をやっているからこそ感じるのは、広告への出稿の流れはかなりWEBに来ている。でも、今までの既存のメディアの底力からと言うのも、しっかり私自身は理解している。

 あらためて既存メディアを利用する為にも、この本に書いてある事をしっかりおさえる必用はありますね。
 儲けに繋げられない、アクセスしてもらっているようだけど、反応が鈍い。そう思うなら、この本のやり方を学ぶ価値は多いにありますでしょうね。

「読ませる!」文章術

「読ませる!」文章術ーあなたのビジネスチャンスが10倍広がる
沼田 裕
4804716882
 テクニックで本当に人は文章を、より良く読む事はあるのか?

 この本にはその回答と、やり方が書かれている。それでは、実際の効果の程は?

 以前より、この本の元になっていたメールマガジン「パワーライティング」をずっと読んでいた。その時から、毎回唸るテクニックが紹介されていて、「なるほどな〜」なんて思いながら、読んでいた。
 メールマガジンもいくつも取っているけど、結局読んでいるものって、実は数部だったりするもんなんですけどね。でも、このメルマガには学ぶ所が多かったので、本になるのは非常にうれしかったのです。
 そういう意味では、この本の手法通り、わたしもメルマガをしっかり読んでいたので、最初質問には、「効果あり」と答えるしかないでしょうかね(笑)。

 テクニックの手法は、まずは見出しにあり。見出しの書き方も幾つかあって、それをあげると。

  • 呼びかけでひきつけろ
  • ダーティーワードをうまく使え
  • うそはNGでも、誇張はOK
  • 謎を残せ

今回のブログの記事もその謎を使ってみたんですけど(笑)。これで本当に読んだ人が増えたのなら、本当にすごいのですけどね。

 文章の構成の仕方も、理にかなっている方法が紹介されている。まさに、うまく「型」にはめる事で、興味ある文面に変換している。

 例えば、最初の文面に「ツボ」となることを振って、読者に「なにそれ?」と思わせる手法や、「旧常識」と「新常識」を並べる方法など。そのやり方をちょっとしていれば、文面が変ってくる。それだけでも、読もうと思っている人が増えたなら、それだけも効果あるだろう。

レバレッジ・リーディング

レバレッジ・リーディング
本田 直之
4492042695
 本を読んで成長するなら多読に限る!

 わたしも1日一冊を目指して本を読んでいます。だいたい年に200〜300冊ほどになりますでしょうかね。このブログに掲載していないものも多くありますからね。

 とにかく様々な手法が本の中には紹介されていますので、その手法をちょっとずつ読む事で、様々な人の意見を読む事が出来ます。その中で繰返し、別の本でも繰返し書かれている事と言うのがあります。
 例えば、顧客管理、長く顧客につき合ってもらうためには、セールスレターを書くに限るなんて話しもあります。実際に書いてみた人はどのくらいでしょうか。
 わたしも最近始めました。そしたら配っているお客さまの反応としては、
「このような手紙(あえて手紙形式にしています)もらったの初めてです。」
思ったよりインパクトもあり、好評でうれしく思っています。

 そのように、不変の事実というのもたくさんの本を読む事で理解できます。そして、より別の仕事を生んだのなら、買った本の分は投資としては、しっかり利益として帰ってくる事ができる。この本でも行っている通り、読書は投資と言う訳ですね。

 本を読むときのポイントは、20%しっかり抑える事。なるほどねえ。全部を読めば良いと言う事ではありません。自分にとって、良い事を吸収できる事が重要です。その為にも、わたしはブログに残すと言う事をしてますし、重要箇所はポストイットで形跡を残しています。

 そのポストイットを使った読書方を知りたいのでしたらこの本をどうぞ。
やっぱり使える「ポスト・イット」!!速読・速解の技術?必要な情報を的確につかみとるノウハウ
西村 晃
480471636X
ちなみに、この本の使い方のおかげで、この本の著者とは違っていらない本は古本屋に売る事が出来ますよ(笑)

 とにかく本を読む事は、自分自身を伸ばす為に絶対に必用な事だと思っています。ちょっとずつでも読書の習慣は付けていくべきでは。って、ココまで本ブログを書いている人間もちょっと変な部類だと思いますけどね(笑)

100の悩みに100のデザイン

100の悩みに100のデザイン 自分を変える「解決法」
南雲 治嘉
4334033660
 南雲先生の授業は非常に面白い。奥さんとのなれ初め話ばかりするが、それがまたよい。とてもフレンドリーだけども、色彩やデザインの事となると、さすがにいくつもと本出しているだけあって的確に解説してくれる。
 そんな南雲先生が、初の新書を出したと言う事で、読んでみました。

 今回の本はまさに「悩みの解決をデザインの手法」で、という事でしょうか。
例えばチラシを見るとすぐ買ってしまうという悩み。それはどうしましょうか。チラシはデザインで買ってもらおうとする手段あらゆる事をしています。だから買いたくなるのはしょうがない。チラシを見て単純に欲しいと思うのではなくて、情報をとる事に集中すると。

 私にとっては未読の本の山をどうしたら良いか。個人的にはその山を見ているのも楽しいのですけどね。で、ここにデータのちょっとした解析を持っていると解決が近くなる。にたような本を持っているなら、それはやめる。あとベストセラーだから買うというのも止めておくほうが良いみたいですね。なんでも、ベストセラーの6割は買って満足してしまうらしいし。

 いきる事でちょっとした悩みはいくつもあるものです。公園デビューから恋人の作り方、会社でどうしようとかねえ。
 ちょっと切り口の違った悩み相談。読んで見るとなかなかに気分転換です。

ウェブ時代の英語術

ウェブ時代の英語術
森 摂 馬越 恵美子
4140881429
 色々な海外サイトを見ているけど、英語特有の独特の言い回しってありますよね。その言い回しは学校英語で使っている言葉ではないので、ちょっと理解に苦しむ時があります。それって、ちょっとした単語なので、知っているだけでけっこう役に立つタイミングってありますね。そう言う意味で、この本は、「使える」本なのかもしれませんね。

 英語サイトも色々見てますけど、この本に書いてあるサイトもよく見てますよ。例えば。
The Internet Movie Database (IMDb)
http://www.imdb.com/

Snopes.com Urban Legends Reference Pages
http://www.snopes.com/

Business News and Financial News at Forbes.com
http://www.forbes.com/

Engadget
http://www.engadget.com/
これは日本語版もありますね。
http://japanese.engadget.com/

NEWSARAMA.COM – Daily Comic Book News
http://www.newsarama.com/
 
 さて、こういう英語サイトにでてくる、単語で独特の言い回しがあります。これを理解していくと、10個くらいの単語に集まるそうです。自分でもよく見た事がある単語となると、こんな感じでしょうか。
cog[G] 歯車と言う意味。会社や組織の歯車と言う意味でも
spat[G] 軽いケンカ、ちょっとした諍い(いさかい)
nip[G] つまむという意味。そこから、何とか勝ち取る、辛勝するという意味にも

 後は個別単語ごとにそのサイトなりジャンルなりの単語を知っていくしかないですね。

魂の文章術


 とにかく文章を書き続ける事と言うのは、なかなか厄介な作業でもあり、楽しい作業でもあり。そして名文が書けるようになるのは、いったいいつの日か。
 でも読み続ける、楽しく見続けると言うのは、なかなか大変な作業ではありますな。

 この本では文章修業をどう続けていくか。とにかく文章を書くと言うのは漫然とだらだら書けば良いと言うものではない。10分なら10分。自分で時間を決めて書くと言うのが良い。でその際のルールとは。

  • 手を動かし続ける 手を止めて文章を見直すのは時間の無駄である
  • 書いたものを消さない 不本意でも残す。編集とは違う
  • つづりや文法など気にしない
  • コントロールを緩める
  • 考えない。論理的にならない
  • 急所を攻める

 この作業は、良い文章を目指すと言う事ではない。あくまでも、自分の中からむき出しの思考をを導き出そう。そのことを目指して文章を書いて書いて書きまくる。そこに自分のエゴから離れた、心の文章が書けると言う事だ。

 この本は単純に手段を求めていない。まずは文章を見せる事。「語るより見せろ」という事が書かれたいたが、なるほどなあ。

 さて、上達するにはどうしたら良いだろう。
 この本では、1冊の名著を出す為に1000冊の本書けと。とにかく数をこなさないと。書きたいと思うのなら書きなさい。書くたびに腕が上がるから。
 
 確かに、このブログを書き始めて短時間で言いたい事がきちんとした表現で、少しずつできるような気がしている。
 とにかく数をこなす。当り前だけど、まさに真実でしょうねえ。