営業でみるみる新規開拓できる魔法のセールストーク

営業でみるみる新規開拓できる魔法のセールストーク
吉野 真由美
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営業の一番難しい事って、新規開拓ですよね。
新規に電話でアポイントを取って行って、お客様になんとか合う機会を得る。会う事が出来ても、その後に関係を維持する事も難しいし、購入して良いお客さんになってもらう事も、より難しい。
でも、会う事ができるだけでも、営業をしていて嬉しい事ですし、それがないと営業は本当に苦行です。

そんな営業をするに当たって、どんなことに気をつけてやれば良いか。誰もが気になるし、知りたいと思っているのでは。

こちらの本では、リストを考える事から始まって電話をかける際のやめておく言葉。そして、アポイントを取る言葉はどんな言葉が良いか、そこまで触れて書かれています。

リストを作るって、売れている営業マンはどうしているんでしょうか?
単純に電話帳を見て行っている人もいるでしょう。でも、この本では、帝国データバンクといったリスト会社から買う、ということも。言われてみると、そういう手があったなあと。
普段は倒産情報くらいしか見ないからなあ。

また、会うために資料をどうやって見てもらうか。その送りかたも工夫の内容が見られました。資料と情報。そのうまい使い方と言うのが、やはり新規獲得に必要なんでしょうね。

また、けっこう言いづらくて難しい、紹介の獲得の仕方も。なるほど、こんなちょっとしたシートを用意するんだ、と言う事ありました。

とにかく工夫と、ちょっとした気づき。これで営業が楽しくなるのなら、やらないと損になる。そんな気分にさせる一冊ですよ。読む価値あります!

スピードシンキング

スピードシンキング―頭に9つの「劇的ショック」が起きる!
鷲田 小弥太
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とにかくドンドン本を読んでドンドン仕事の結果を出せ。
じっくりやって、わからない完璧を目指すよりは、まず結果を作ってみる。

そうやって結果を出して行く事で理想となる形が見えてくる。
じっくり考えたい、そう思って行ってもじっくり考えても、さっと考えてもそれほどさはないと言う結果も出ているそうだ。
それなら自分である程度仮想して、そこに自分らしい結果を出してやってみると言う事が重要なんでしょうね。

工夫としては、勉強すると基礎の分野を徹底的にやる。本も同じような話題の本をいくつも読む。
そうすると知識がより固まってくるので、スピードは速くなる。
それなら、まとめてやっちゃったほうが良いでしょう。

まあ、じっくりいつできるかわからない事に縛られるよりは、まずはちょっとやってみる。形をつくってみる。そんな意識が良いのかもしれませんね。
さくさく読んでみる一冊なので、そんなに時間かけずにこの本は読みましょうかね。

スローン・コンセプト 組織で闘う 「会社というシステム」を築いたリーダーシップ

スローン・コンセプト 組織で闘う 「会社というシステム」を築いたリーダーシップ (ADL経営イノベーションシリーズ)
アリン・フリーマン アーサー・D・リトル(ジャパン)
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アメリカの自動車業界で有名な人となると、アイアコッカやヘンリー・フォードの話が必ず出て来ます。
でも、アメリカで一番売れている自動車メーカーGMの会社をしっかり立ち上げた人のこと、多分日本で走っている人は少ないと思います。私は知りませんでした。

その人の名はアルフレッド・P・スローン・ジュニア。
経営の方式は、アメリカの有名社長となると、その自分のわがままとも言える強権を発動してガリガリ人を動かすと言うのが、イメージなのだが、彼は違った。
あくまで、権限と管理は本社で一本化したが、委員会を複数設置した分権性をもっていた。
また、実際の決定は、あくまでコンセンサスを得てから、絶対的に行動したとある。
どちらかと言うと、日本的な経営者と言う気がするがいかがでしょう?

また、人の使いかたもだいぶイメージと違うようだ。
アメリカのイメージだと社長の意見と違っていたらその場で首、you Fire! っていうかんじですけどね。
でも、この本を読んで見ると違う。あくまで一つのプロジェクトに関して責任を負わせるが、それが失敗したとしても、そのプロジェクトを外れる事だけを示唆する。あくまで将来を考える仕事は、社長のスローンが受け持つと言う。この潔さはすごいなあと。

アメリカ人の社長イメージがだいぶ変ります。また、彼がいたのは、1920年、30年代代なのに、デザインに注目したり、利幅の大きいキャデラックと言った高級車に注目したりと、非常に先見性が高いとも言えるでしょう。
こう言う社長がアメリカにいたんだなあと、ちょっとアメリカの経営者の見る目が変った一冊です。


スローン・コンセプト 組織で闘う 「会社というシステム」を築いたリーダーシップ

  • アリン・フリーマン、アーサー・D・リトル(ジャパン)
  • 英治出版
  • 1995円

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書評/経済・金融

「崖っぷち会社」が生まれ変わった3つの方法

「崖っぷち会社」が生まれ変わった3つの方法 ~売り上げが劇的に伸びる勝利のノウハウ!~
中山裕一朗
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話を聞いてみると、どうも景気が減退気味なのか、わたしのまわりの会社も営業成績が下がってきているようです。
というか、わが社も努力が必要な領域にきていますよ。がんばって仕事をしないといけません。だからといって闇雲に営業に回ってもなかなか結果は出ない物です。どこにお客様がいるのやら…。

そんな状況に少しでも光が当たるかもしれない、そんな一冊。
現在の状況を改善した、この会社の例が三つ掲載していました。なかなか簡単にできる事ではないけれど、その方法は、しっかり理解して実現してみたい内容にでき上がっています。

それではこの本に載っている、経営を改善する、そしてお客様を呼込む3つの方法とはどんなことでしょうか。抜粋してしまうと…。

  • ノウハウをオープンにする
  • コミュニティーを作成する
  • ブランドを作る

この中で特に気になったのがコミュニティー。この本に載っているコミュニティーとは、あくまで飲み会やら会合やら手間のかかる事は開かない。情報交換の場所を作り、そこでノウハウをオープンにして行く。
その話は、実際に業界紙などに連絡して報道などにも繋げて行くと。

このやり方は確かにすごいかもしれない。
コミュニティーと聞くと、何やら面倒な事が多くて大変と思ってしまったがこの方法なら自分でも主催してみたいなあと思わせてくれた。

でも、知っただけではうまくいかないからね。実行してみようかしらと思っています。

サラリッチの法則

サラリッチの法則―「年収1000万円超の会社員」になる7つのルール
中村 一晴
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たいていダメな人が良くなると言う本は、起業して成功したと言った話や、最近だと株や投資で儲かったと言う話。ちょっと前だと情報起業だ!と息巻いていましたね。
そう言うのではなくて、小さな会社に入社して、結果を出す事で自分自身の昇進を得て、多くの給与を得る。そして会社の成長をさせる事で自分の目的を果たすと。
ああ、ありそうでこう言う本なかったなあ(笑)

とにかく社員でいると言う事は、結果を出さなくてはいけません。でも、社員でいると言う事は、以外に雑用は少ないのです。社長業をやってつくづく思うのは、自分のやりたい事以上に、やらねばいけない事が多すぎる。そのため、人に結局仕事を渡さないと、経営ができない。で、やりたい事が出来ないと。そんなスパイラルが多いのです。
でも、社員だと、やるべき事に集中できます。また、ある程度権限のある会社にいれば、試してみたい事に結果が伴う事ができるのです。
ああ、そう思うと社員ってうらやましい….。

結果を出す秘けつなんでしょう。それは、行動がどのくらいあるかで、評価が出て来ます。
とにかく結果をどう繋げるか。それにつながるなら、自分のやりたい事も会社にメリットを出す事が出来ます。

ああ、改めて社員と言う存在はどれだけ恵まれているのか、そう思えた一冊ですよ。後はやるべき事をやるだけなんですからね。会社がお金を出してくれるんですから。

サラリッチの法則―「年収1000万円超の会社員」になる7つのルール

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書評/ビジネス

3週間続ければ一生が変わる Part2

3週間続ければ一生が変わる (Part2)
ロビン・シャーマ
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以前読んだ3週間続けば一生が変るは非常に感動した一冊だった。また、影響も大きかった本だったようで、色んな本屋で売れ行き上位だった気がしますね。
そのpart2がでていましたので、前回のような感動が有るのかと思って読んで見ました。イヤ前回ほどではなかったけど、引っかかる事が多かったような。

この本出来になったのは、「はじめる」ということと、「続ける」ということ。
思った事をまずはじめる事。はじめない事には、結果はありません。そして、それを続ける事。長い間続けた事によって、驚くほどの効果が見られるようです。

そう、物事は複雑ではなくてシンプルなのです。シンプルにゴール目指して続けてみる事。でも最初は非常に小さい物です。小さいけれど、失敗してもたいした事はありません。まずはやってみないと、後から「やってみれば良かった」と後悔する事はなくなります。
それだけは、したくないですからね。

そして、大きく希望を持ってやってみる事。自分はこの程度と思っていたら、本当にその程度しか結果は出てきませんからね。ポジティブにまずは動いてみる必要があるでしょうね。

デモ、続けるには、何が必要でしょう。
それは、目的地である山頂が見えるようにする。そして登り始める。まずは一歩を踏みしめる。ほっておいても、時間は過ぎてしまうので、とにかく一歩を進める事。そうして行くと、何年も経ったときには、すごい結果になるのかもしれせん。

そういえば、全く関係ないですけど、この本では「スポンジ・ボブ」も例示にありましたね。あの番組好きですけど、あのくらい明るくやってみるも楽しいかなあ(笑)

12歳までに「絶対学力」を育てる学習法

12歳までに「絶対学力」を育てる学習法―すべての教科に役立つ万能の思考力を伸ばす
糸山 泰造
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地方の学習塾のせんせいが書いた一冊。

今までに見てきた生徒の経験から書いたのだろう。自分でも子育てと言うか、子供の指導法について思うところがあったのだが、なるほどと思う事も多かった。

この本では特に小さな子供時代には、反射神経の計算術にはまらないようにと警告を立てている。
なぜ、小さいときに闇雲に数字の計算をとくことを避けたほうが良いか。
それは、著者が言うには12歳までで思考が固まってしまうので、その前に文章題の問題をいくつもとくべきと言う事らしいのです。

例えば、計算だけを強くしてしまうとどうなるか、思考回路が育つ事が出来ずに、例えば数学なら文章題が、そして国語の問題も解けなくなってしまうとの事。それは困りますな。
ちなみに、某陰山方式は、朝の思考を目覚めるためにやっているので、外はないらしい。やりすぎがいけないと言う事ですよ。

そして、もう一つ困る事としては、計算を速くできるようになるには、小さい頃からの修練が必要と思われているが、12歳超えてからでも、練習次第で後からの方が早くなるとの事。
それよりも、イメージ力を持てる事が重要なのかもしれませんね。

特にこの著者の塾では、最初は文章題を見て、その文字にある内容を図化する事に力を入れると。
これは、最近の大人がやっている事ですよ。子供のころにイメージ図ができると言うのは大きいかもしれません。これは、ほぼ全教科に関係する事になりますからね。


12歳までに「絶対学力」を育てる学習法―すべての教科に役立つ万能の思考力を伸ばす

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書評/教育・学習

Site M&A―ウェブサイト売買による経営戦略
サイト売買戦略会議

Site M&A―ウェブサイト売買による経営戦略
サイト売買戦略会議 竹内 敬人
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時々やってしまうのですが、会社のPR誌のような本を買ってしまうと、後でガッカリと言う事があるのです。
なんか、視点がそれほど広くなくて、自分の事ばかりで終わっちゃうような。ともあれ、この本は、そんな傾向に近いのですけど、サイトのM&Aと言う物が実際にどういう感じで行われているか、知っておきたいと思って読んで見ました。

ある程度顧客が集まったサイトであれば、0から作るよりも簡単にお客様を作る事が出来ます。そのことを考えれば、サイトを購入する事が出来ればより初期投資は減る事ができるでしょう。
そのメリットを得るために、サイトのM&A専門の会社があるとは知らなかったです。

購入する側の目もシビアなようで、例えばこのサイトは月に60〜80万の収益を上げている。それなら数百万で購入する事で何年かで回収できる事ができると判断できれば、そのサイト購入はゴーとなる。
事例を見ていると、売上の1年から2年分くらいの金額が多いような様子。

でも、事例を見ていると、数千万クラスのサイト売買事例もあるようだ。ホームページとはいえ、最近の集客効果を上げている物ならば、それに匹敵する物があると言う判断なのでしょうね。

ただ買った所でサイトは生き物。その後のメンテナンスができるかと言う問題もあるでしょうね。そこは特殊性の高いサイトよりは汎用性と言うか一般的なサイトほど売れる事ができるのでしょう。
そして、もう一つ売るポイントとしてはメールマガジンの顧客数と言うのもあるようだ。
ああ、そんな事ならこのページでもメールマガジンをして顧客数とか誇ったほうが良かったのかしら。

どうすればうまくいく? – 時間をムダにしない計画の立て方・進め方

どうすればうまくいく? – 時間をムダにしない計画の立て方・進め方
菅野 結希
442610274X
何をやるにも、まずどうやって時間をムダにせずに進めて行く事ができるか。そして効率良く作業できるかって考えちゃいます。それができれば、わざわざ残業して仕事にずっと付き合う事が少なくなりますし、家族と一緒にいられる時間も増えますからね。

それでは計画を立てて行きましょうよ。
計画とは、あくまで目標とする自分の姿。その自分が10年後にどうなっているか、そして、そのありたい自分を獲得して行くのに、どういう手順があるのか。それが想像できれば、計画はでき上がって行くのです。
で、そのことを考えたときに、自分のいますべき事の中で、「これは今やる必要ある?」という疑問を常に持つようにします。そのことが出来れば、ムダな事はしなくて良くなると言う訳ですね。

そして重要なのは、今ある物だけから考えない。
もしもお金が十分にあったら
もしも時間が十分にあったら
そんな感じで今だけでなくて、次にある事を想定して考える必要があるのでしょう。それが時間のムダにしない計画と言えるのかなあと。

また目標が決まると年間計画に落とし込むことができますよね。
そのときには、例えば「8月は夏休みだから売上が下がる」とか、「12月は売上が上がっているからがんばらなきゃ」と言う事が見えるはずです。

そのように四季と状況に応じて計画ってでき上がって行くようです。
計画ができ上がれば、後は行動するだけ。でも、その行動が一番難しいのですけどね。

ともあれ、行動しながら自分自身を律して行動して行く。そして、時々計画を見直して調整しながらも淡々とこなす。これしかうまくいく方法はないのでしょうね。
目的があれば、その道が見えると言う事です。
改めて、そのことを考える良い一冊だったかもしれません。

サイクルモードに行ってきた。幕張は遠い…

サイクルモード会場
幕張メッセで開催している自転車の祭典、「サイクルモード」に行ってきました。
久しぶりに幕張メッセに行ってきましたけど、やっぱり遠いなあ。帰りの電車も1時間半くらいかかったからねえ(汗)

でも、幕張の会場は非常に盛り上がっていましたよ。
最近は自転車もママチャリじゃなくて、ちゃんとしたロードバイク、クロスバイクに乗っている人も多くいますしね。私の周りでも10万以上の自転車に乗っている人も結構いるなあ。そう言う意味で、自転車業界は盛り上がっているのかもしれません。

ちなみに一番の目的は自転車ツーキニストの疋田さん、その疋田さんの講演があると言うので、見たかったのですよ。
行った時には、もう講演が始まっていましたけどね。
実際に行ってきたヨーロッパの事情をスライドを含めてお話されていました。
「やはりこれからの時代のニーズはエコですから、自転車ですよ」
なんて意見していましたけど、やっぱり自転車は楽しいですからね。行政も、もっと自転車用道路を造ってくれると面白いのになあ。
疋田さん

2008年型の新自転車も多くありましたし、なにより楽しいのは、「この自転車の乗り心地は…」なんて思っていた自転車を実際に試乗出来る事です。やっぱり実際に乗ってみると、思っていたのと違う乗り心地にビックリもしましたよ。
試乗会場

実際には、結構試乗しましたね。
試乗したの
たとえば、以前から気になっていたブリジストンのアンカーは、安いほうのモデルRA5に乗ってきましたけど、ぐいぐいスピードでるし、乗りやすいし。同じように相模サイクル[G]さんの自転車も10万前後で乗りやすかったよ。通勤用で欲しければこのくらいで十分だね。
また、100万円の自転車も試乗させてもらったけど、それほど差は感じなかったなあ…。まあ、きっと高速でスピード出すと違いも違うんだろうと思うけどね。

また、アシストサイクル、エアロアシスタントも乗る事ができました。思った以上にグンって押し出されるように動き始めるけど、ぐんぐんスピードでると言う感じではなかったなあ。この自転車は、きっと山道なんかを楽々移動、って感じなんでしょうね。

折り畳み
折り畳み自転車もたくさん試乗させてもらいました。一番乗りたかったのが、ブロンプトンとBD−1。ブロンプトンは上の写真にあるように、ものすごく小さくなる自転車です。乗って見ると、なんかきびきび走るママチャリのような乗り心地。そして、BD−1はスピードのちょっとでるスポーツ自転車と言う感じ。個人的には、BD−1の乗り心地が好きでしたねえ。
そしてもう一つ気になっていたのが、STRIDA(ストライダ) 。これパタンって感じで折り畳める自転車なんですが、思っていたより大きなあと言う感じ。そして乗って見ると思ったより軽い!
こういう自転車ものあるんだなあ…。

しかし、いろんな自転車がありますね。見ていても乗ってみても、楽しかったなあ。

週末日曜までやっています。また大阪でも行なうみたいです。自転車に興味ある人には堪らないイベントだとおもいますよ。