じてんしゃ日記2008

じてんしゃ日記2008
高千穂 遙
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前の巻「じてんしゃ日記」を読んだおかげで、ますます自転車道に堕ちて行ってしまった私。その私の生活を変えた、じてんしゃ日記が2008となってチェレステカラーで発売となっていた。

早速購入して読んでみると、高千穂さんの暴走ぷりはそのままに、こんどは、蛮ちゃんが自転車もって旅に出たり、折りたたみ自転車を買ってみたりと、ますます自転車道につきすすんでいます。ここら辺は笑えるようで、笑えない自分がいるのですけどね。

しかし気になったのは折りたたみ自転車。YSー11という重さ7.3キロの驚異の自転車に興味津々となってしまった。本当に自転車は軽いだけで、全く運用度が変わってきますからねえ。それだけ軽ければ、電車に乗って通勤もできそうな気がしてますけど、どう?
まあ、値段は39800円からなので、思い切っちゃえば買えちゃうなあ….。どうする??

そういえば、自転車というと、oddsでおなじみ 競輪のことも。
確かに人間がどこまでスピード出せるかというのは、興味あるんですよね。今度近くの競輪に足を運んでみようかとも考えています。とにかく遊びでね。

今までロードのことが中心だったけどMTBにものったり、チームでユニフォーム作ったりと、大人の仲間で自転車生活。ちょっとうらやましいのよねえ。
私も自転車仲間とツーリング行くこと考えたくなってきましたわ。

この本、相変わらずテンション高くて、おもしろいわあ。

神秘家 水木しげる伝

神秘家 水木しげる伝 (怪BOOKS)
水木 しげる

私にとって今一番おもしろい漫画家って誰だろうと考えてみると、最近妙にはまっているのが、水木先生。

鬼太郎が面白いと言うよりも、水木先生が面白すぎる。
実際に水木先生にインタビューしてきた友達が言うには、本当に人間離れしているというか、不思議な魅力とオーラ持っている方だと言うじゃないか。うーーん、今生きている妖怪って水木先生なのかもしれません。

その水木先生の人生をまとめたマンガが、この水木しげる伝。

生まれた当時の境港の話は、今の世の中とかけ離れた感もある。当然そこに出てくるは、有名なのんのんばあも出てくるし、不思議な親父さんや出来事もいろいろと。
この環境が水木先生をはぐくんだんだろうなあ。

当然漫画家になって食えない頃の話は、また面白い。食えない頃は先生、どうも貧乏神が見えていたらしい。だから貧乏だったのかな。でもある日、福の神が現れてから鬼太郎が大売れ。実際にありそうだから笑ってしまう。

そこからは世界の霊的な話もでてきたり。メキシコの話やらイギリスの妖精の話やら。

知っている編集さんに裏話も聞くとまた面白い水木先生。しばらく、作品以上に注目ですね。こういったエッセイ漫画的なものもこれから、是非書いてほしいですね。4048541943

番線

番線―本にまつわるエトセトラ (UNPOCO ESSAY COMICS)
久世 番子
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知る人ぞ知るマンガ「暴れん坊本屋さん 」の続編。
きっと知っている人は、「ニヤリ」としてしまうんでしょうけど。

前の本屋さんでは、本屋さんにまつわる裏事情というか、人間模様がダメ人間調に描かれているので、大笑いさせていただきました。

今回はそのノリそのままに、国会図書館の話、文字の印字の話と言った本好きには妙に心打つ内容が込まれてます。
相変わらずどたばたですが、出てくる人たちは異常に本好きですので、私のような本好きには、変に同意できることが多いかなあ(笑)

国会図書館の下りは、人はどうなっても知らないけど、本はしっかり残りますというスタンスが妙に開き直っていて面白い。あそこは、そういう人たちが多いのかな。そうじゃなきゃつとまらないやw

本読むのが好きな人はきっと虜になるこの本。そうじゃない人は「こういう変な人がいるんだなあ」と眺めてもらうだけで結構です。

マンガ 餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?

マンガ 餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?
武井 宏文 林 總
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会計本では、非常に読みやすくて面白かった同名タイトルの本「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」が漫画化された。

この手の本ですと、漫画化されてしまうと、いい部分が抜けてしまって、逆に読みづらかったり、意味が抜けてしまったりすることがあるのだが、この本は違っていた。全く掲載している要素、そのままに漫画化されているので、非常に読みやすい。そして、よりわかりやすい。どうタイトルの書籍より、できがいいので、前の本を買った人間からすれば、ちょっと悔しい(笑)が、面白いものは、しょうがない。

本のあらすじとしては、父親が亡くなってしまい、娘が会社を引き継ぐことになった。しかしその会社、社長になってみたものの、経営についてわからない。でも、会社の財政は火の車。
そこに、助け船として飛びついたのが、グルメなコンサルタント。レクチャーすることをすぐに実行することと、月一のレクチャーに、うまいものを食べることを条件に、会社の経営について、会社の経営ポイントについて話していく。

文章で読んでいても、変わったコンサルタント(笑)だが、漫画だとより濃くなっていますね。
でも、嫌みがないところがまたよいです。

また、話の筋は非常に面白く、また会社を運営する、経営する人にとってはとても役に立つ要素が多い。
その上、会計にともなう、そのカラクリにもふれられているので、会計、経営する人にとっては、まさに必ず読んでおいた方がよい、いや読むべき内容に仕上がっています。

経営の秘訣でもある、PDCAサイクルもふれていますので、経営者としてすべきことも書かれていますからね。
ただ、読みやすいので、侮ってしまいがちなのが、怖い。
この本には、重要な要素がいくつも載っているので、何度も読み返さないともったいない本ですよ。

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トライガンマキシマム 14(最終巻)

トライガンマキシマム 14 (14) (ヤングキングコミックス)
内藤 泰弘
トライガン14

トライガンがついに最終巻に!
本当に、内藤先生おつかれさまでした!

この作品は私にとっても、非常に印象の深い作品です。
最初掲載していた「月刊キャプテン」の単行本の頃からずっと読んでいました。あの頃から「殺さず」を貫いたガンマン、バッシュ・ザ・スタンピードのテンション高い作品は展開して行きましたね。

掲載マンガ本が無くなっちゃってどうなるのかなあと思っていたら、少年画報社のヤングキングアワーズへ。
そして、その頃でしたっけ、深夜アニメにもなりましたね。あのアニメも非常にテンション高くて、かっこよい演出、本当に良い作品でしたよ。

そして、アニメが終わってもバッシュの戦いは続く。
宿敵ナイブスとの決着もついにこの巻で! と言う感じですけども、終わりかたは、ある意味ラブ&ピースな決着の付け方がしてありましたよ。
私は好意的に、無事作品に結末が付けられた事、喜んでおります。

実はこの本にはいろいろと思い出があって、作者の内藤さんのホームページにメールで感想書いたら御本人から返事があってびっくりしたなんてこともありました。
そして、あるときには、友人が漫画家の知人連れてくると言っていて、あってみたら内藤さん本人! 
当然私は、アワワ..していて、一人で興奮した事おぼえています(笑)

本当に思い出深い作品。最後まで見る事が出来て良かった。

帯を見ると次は映画ですか? そしておもちゃ?? 
この次の展開も期待していますよ!

孤独のグルメ

孤独のグルメ (扶桑社文庫)
久住 昌之 谷口 ジロー
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以前読んだ「食卓の情景」のように、なんとも骨太なうまいものを食べる本。

美食グルメとなると、「美味しんぼ」を思い出すが、この本は、職にまつわる余計な説明がなにもない。がつがつ食べる。そこがよりうまそうに感じてしまう。

出てくる食べ物も、何となく同じみな内容だ。
たとえば、池袋西武の屋上にある讃岐うどん。あそこ、美味しいよねえ。ちょっとぬるいけど、あの場所で腰のあるうどんが楽しめるのが非常に嬉しい。
そして、群馬の焼きまんじゅう。個人的には、アンコなしのシンプルのみその味を楽しめるのが、好きなんですけどね。そして、崎陽軒のシュウマイ。
知っているだけに、よだれが出てくる。

思い出だけではつまらない。この本の中にある、「豆かん」に、興味津々になってしまった。「豆かん」とは、豆と寒天ばかりの一品。実際に浅草にある、「うめ村」に行って食べてきました。

お店は本の通りに小さなお店。知らないと気づかないようなお店です。
さすがに本編にあるように、「煮込み雑煮をください」はいわなかったけど。お店に行き、「豆かん」くださいと。
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実際に出て来た豆かん。
豆がぷりぷりしていて、美味しい。
普通あんみつだと、こじんまりした小豆がのっているが、これは小豆だらけ。だからといってしつこくない。
ペロリと食べて450円を払って帰ろうと思うと、そこには「お土産の豆かんあります。」
こう言ううまいものを独り占めすると奥さんに怒られそうなので味見用に一個かって、浅草寺をついでに見ながら帰ることに。

しかし、うまかったなあ。


孤独のグルメ

  • 久住 昌之、谷口 ジロー
  • 扶桑社
  • 630円

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書評/グルメ・食生活

イカロスの山

イカロスの山 1 (1) (モーニングKC)
塀内 夏子
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を読んで以来、面白い山に関する本を探し求めてました。というか、山には思った以上にドラマがあるようで、山を通した人間模様が、また興味を誘う。

そんな山マンガの一つが最近10巻に渡った話に完結した。ちょうど読むには、よいタイミング。

描いている作者は塀内夏子[G]。ときどき、堀内(ほりうち)と間違えるので注意。弟に「へいうち」だよと指摘されたのは内緒だ(笑)。
そして、昔からのマンガ好きならJドリームオフサイドのサッカーマンガでおなじみだと思うけどね。

話は、今まで発見されなかった8000m級の山が発見される。その山をめぐって、一線級のクライマーと医者になった元山仲間との関係が復活する事で話が動く。
そこには、もう一つドラマがあって、医者になった男の奥さんが、クライマーとの恋愛関係があって…と微妙に昼メロ展開。

ともあれ、山登りのシーンは非常に力が入る。男の世界な感じ。
そして、話もガンガン来るので面白さに一気に読んでしまった。
そして、登頂に進んでいる時に、隊の仲間のケガや高山病、ライバルの死などが襲いかかる。でも、ストイックに上っていくしかない、という、まさに山男な展開。そして、7巻(モーニングKC)にはついにクライマックスへと進んでいく!

でも、最後のイカロスの山 10巻(モーニングKC)がつらい。
ここまで来ちゃうと昼メロ要素が強すぎる。ストイックに山を登る男が見たいのだ〜!

と、ちょっと不満がアリながらも、山登りの楽しさを伝えてくれた一冊だと思う。個人的には、楽しめたシリーズだった。

そういえば、今なら1巻がネットで立ち読み出来るようだ。
まず読んでみたい人は、Yahoo!コミック イカロスの山で、読んでみよう。

マンガ 1月の新刊一気読み

今月の新刊、魅力的なマンガいくつもでていました。
さっそく読んだ本、まとめます。

岳 6 (6) (ビッグコミックス)
石塚 真一
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山岳救助マンガ。というか、山にまつわる話、救助の話、人の生き死にの話。
とにかく山の中に、人生のドラマが詰まっている。
また、長野県出身の人間からすれば、この話は故郷の話でもある。もうたまらなくなってくる部分も多いのですよ。いつもながらこの本の主人公、三歩さんには頭が下がる。
6巻では高校の時の恩師の話も。三歩の人生の選択についてはやっぱり気になるよなあ。しかし、じっくりと味のある話を組み立てる。ホントに大人が読む良いマンガですね。

そう言えば、横浜でサイン会があるらしい。うやましいなあ。ちょっと遠いのでいけないかな。

エンゼルバンク 1 (1) (モーニングKC)
三田 紀房
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あのドラゴン桜の続き。
といっても、今度はトピックが変って転職について。
自分の価値をどうやって高めるか、そして、どうやって高く売るか。人生と仕事について、お得意の勝ちの考え方理論が巻き起こる。
転職考えている人にとっても、良い本でしょう。でもそれ以上に今就職を考えなければいけない学生は一度目にしておくべきかもしれません。まだ話は始まったばかりだから、これからの展開に期待。

PEACE MAKER 1 (1) (ヤングジャンプコミックス)
皆川 亮二
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皆川亮二が新刊書いている! と思ったら小学館から集英社で本を出しているのね。
最近はサンデーでがんばっていた人たちが違う出版社でまた一つ特徴的な本を出しているからねえ。サンデー好きとしても目が離せないなあ。極端な所ではさよなら絶望先生の久米田さんがマガジンに行ったり、藤田先生がモーニングで黒博物館スプリンガルド 書いたりと。サンデーは今、変な方向行っているからしょうがないか(笑)

作品はお得意の昼あんどんもの。主人公の性格は、これでなくちゃ。一巻なので、これからに期待でしょう。

お受験の星 2 (2) (ビッグコミックス)
今谷 鉄柱
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中学受験に立ち向かう家族の物語。
とかいっても、悲壮感ないのが良い。子供が大きくなるとやっぱり受験って気になるんでしょうか。仕事で話をする、おかあさんがたは、やっぱり「私立じゃないと..」とも言ってきますけどね。学校にまつわる実情がまだ見えないのがつらい。
でも、子供の勉強習慣を考えるのと、受験産業に乗らない方針建てを見るには、このマンガ非常に勉強になります。
そして、受験も大切だけど家族のコミュニケーションはもっと大事と説いていますぞ。

アオバ自転車店 2巻 (2) (ヤングキングコミックス)
宮尾 岳
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数少ない自転車マンガ。自転車書くのが難しいので、自転車を題材にした作品は少ないらしいですね。今回では、その自転車を描く漫画家の話が。そのキャラがぶっ飛んでいたので、個人的には高感度。
ちょっとマイナー漫画だし、物語の読み切り中心で起伏はあんまりないんだけど、好きなんだよね。
このマンガ基本がいい人、なので、安心して読んで行ける。

闇金ウシジマくん 10 (10) (ビッグコミックス)
真鍋 昌平
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最後は読むとウツになる。人の悪い面ばかりだ(汗) でもつい読んでしまう怖い本。
 でも、この妙なリアル間が恐ろしい一冊です。こうなっちゃ人生おしまいだなあと、つねに考えさせられます。

しかし、最近のエントリー、マンガばっかりだな。マンガばっかり読んでる人みたい(汗)

絶望に効くクスリ

絶望に効くクスリ―ONE ON ONE (Vol.4) (YOUNG SUNDAY COMICS SPECIAL)
山田 玲司
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ふと神保町をあるいているときに、古本屋においてあった一冊。
引きつけられるように、表紙に目が行って、久しぶりに山田玲司の名前を見て、「こんな本あるんだなあ」と思い買ってきた一冊。
でも、その偶然の一冊に妙に心が安らいでしまった。

このマンガは漫画家山田玲司が著名人にインタビューしに行き、その模様をマンガに載せる、そんな内容。山田玲司は以前アガペイズを読んでいたので知っていたけど、妙に熱い所があるのが、面白い。そのベクトルがなんかズレているのが良い。そんな彼がインタビューすると、妙に熱くて、その人の特徴的なものを引き出してくれるので、なんか読んでいて嬉しくなる。

4巻で、印象的なのは特に「水木しげる」。あのゲゲゲの鬼太郎の作者。
彼の含蓄のある言葉、そして、幸福の七カ条には正直参ってしまった。
人生の裏の道と、本の中では称していたが、妖怪のいる人生を歩んだ水木先生の言葉には本当に頭が下がる思いだった。
彼の言葉の中にあった「人生はうまく行かないようにできている
そう思うだけで、今うまくいかなくても、しょうがないんだなあと諦める事ができる。人生は諦めと一緒に歩む事。この事を知っているだけで、どれだけ救われるんだろうかと。

成功本をたくさん読んだけど、どうもうまくいかないなあ、なんて思っている人は、是非この部分だけでも読んで欲しい。焦る気持ち、ギラギラした気持ちが、なぜかすっとする気がした。

そして、ほぼ日でもおなじみの糸井さんのインタビューも面白い。
そういえば、ほぼ日と言えば、さんまさんのさんまシステムはすごいインタビュー。面白いので一読の価値ありですよ。

しかしまあ、この本が、こんなに面白いとはねえ。とりあえず最新刊も取り寄せて読んでみようかと。
絶望に効くクスリ―ONE ON ONE (Vol.11) (YOUNG SUNDAY COMICS SPECIAL)
山田 玲司
4091512550

そして、改めて水木先生の偉大さを思い知る。墓場鬼太郎のアニメもすごいしねえ。
彼の人生観を改めて読んで見たいなあと思いました。
水木サンの幸福論 (角川文庫 み 18-51)
水木 しげる
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チェーザレ

チェーザレ 3ー破壊の創造者 (3) (KCデラックス)
惣領 冬実
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チェーザレ・ボルジア[G] のことをマンガ化した一冊。
この名前、世界史をやっていれば聞いたことはあるんだけど、どういう人かどうもイメージがわかない。
本屋でぱらぱらと見ていると、その絵が気に入って、一気に買ってしまった。
どうも、モーニングで不定期連載の作品の様子。いつ話の続きが出てくるかわからない、読者泣かせな一冊には違いない(笑)

チェーザレ・ボルジアの時代と言うのは、ちょうど大航海時代の1490年代から1510年ごろが中心になるかと。
ヨーロッパも激動の時代なので歴史背景も強烈な人材が多く出てくるだろう。
この本でも2巻にはレオナルド・ダヴィンチ[G]が登場してくる。
実際にボルジアとダヴィンチは親交があったと言う事が歴史的にも伝えられている。

また、この本ではオリジナルの世に疎いキャラクターの視点から語られているので、その時代の風景の伝承が話に無理なく描かれている。原作の妙が効いているとも言えるかな。

マンガとしては政治的にドロドロしている権力争い、そして陰謀が渦めく、なんとも魑魅魍魎がはびこりそうな話になっている。
でも、この作者の絵は少女マンガチックで、また、見ていてきれいなので、そのどろどろ感も一服と言えるでしょうねえ。

絵のタッチが知りたければ、作者、惣領冬実のホームページを見てもらうのが一番。少女マンガの絵だけども、その緻密な描写に驚いてしまった。
これは習慣で書くのは不可能だよなあ。

話は権力争いの参謀術が渦巻いている話。司馬遼太郎の関ヶ原の様に、ドロドロした政治の話が好きな人には、面白いと思いますよ。
彼の周囲も、親が教皇の争いをしているし、それがチェーザレに運命をかき乱している。
いやはや、やきもきする本で楽しいですよ。